3. クレーム処理業務プロセス の概要¶
3.1. クレーム処理業務プロセス の定義¶
本ガイドで説明する「クレーム処理業務プロセス 」とは、以下を指します。
- 顧客からのクレームを受け付ける
- 受け付けたクレームの内容に対して原因調査し、対応の検討
- クレームの内容によって補償が必要となった場合には、補償に伴うワークフロー承認
- 調査結果、対応策の精査後、お客様への報告
これらのタスクをIM-BPMとintra-martの各種アプリケーションを組み合わせることで、一連の流れ(プロセス)として クレーム処理業務プロセス を表現しています。なお、IM-BPMについては、 次世代業務改革ツール「IM-BPM」 を参照してください。
3.2. クレーム処理業務プロセス の登場人物¶
クレーム処理業務プロセス のデモンストレーションを実施するにあたり、IM-BPM上で定義された各タスクの処理者および、IM-BPM管理者は以下のとおりです。
タスク名 説明 処理対象者 プロセス開始(クレーム受付) プロセスの開始(クレーム受付)処理を行います。また、補償が必要となった場合のワークフローの申請者となります。 第一営業グループ(コンシューマ)ロール保持者(上田辰男、寺田雅彦、林政義)クレーム内容調査 クレーム受付時に入力されたクレーム内容をもとに、原因の調査や対応を検討し追記します。なお、クレーム内容調査のタスクは複数人で処理することを想定しています。 生産開発事業部ロール保持者(倉本昭三、清水恭子、小野実、徳田洋子)補償承認 補償が必要だと判断された場合に処理されるワークフローの承認者です。なお、補償承認の場合は、IM-BISのメニューから承認処理を行います。 申請者の所属組織に属するリーダー役職者(大磯博文)報告内容作成 クレーム内容調査を行った結果を基に、お客様へ報告する内容を作成します。 生産開発事業部(役職者)ロール保持者(生田一哉、原田浩二)報告内容精査 補償内容及び報告内容に問題がないか精査します。 申請者の上長(大磯博文)お客様報告 クレームに対する調査結果報告をメールにて受領します。 顧客アカウントプロセスの確認 実行中のプロセスの進捗状況を確認したり、完了プロセスの各タスク毎の処理時間等を確認します。 IM-BPM管理者(青柳辰巳)